2008年9月17日水曜日

9月13日



















参加者
こうちゃん きょう ゆきちゃん タッシー ゆう 623 ともくん りょうすけ あさお 少女B 維新 

ファシリテーター
さけちゃん ばらさん


スペシャルゲスト
やぎさん かなっぺ


タイムテーブル
17:00 店長(さけちゃん)からの重大ニュース。
17:15 発声主任による発声練習(こうちゃん タッシー)
17:20 スペシャルゲストを入れた「困った客の対応」についてのドラマ
18:25 シェアリング
18:30 清掃主任(りょうすけ)による片付け



当日の様子から

発声主任として子どもたちに役割を預けると、3名の子が交替で前回のような発声を自らリードしてくれた。
公演ということを伝えずに、一日本物のカフェをすると伝えるとイメージしやすかったようで、それまでにどんなことをしていこうというアイディアが出た。

1回目でドラマの流れや遊び方が分かってくれたようで、自分たちからメイク、衣装の工夫をして、当人同士でメイクをしたり、衣装を提案したりしてくれた。また、前回は監督やADなど裏をしたいという方がまず立候補されて、次に役者という流れだったが、今回は、役者をしたいという方が先に立候補され、後で裏が決まるという流れになり、みんなの前でパフォーマンスしたいという気持ちが前面に出ていたと感じた。

前回は見ているだけで、自分の世界に没頭しながら横目でちらちらと様子を見ていた子が、今回は1回目自分から「誰かにお化粧してみたい」と言い、2回目には「うちも出てみたい」と言った。
この子は、帰宅するときとてもニコニコしていて、これほど笑顔で帰ってきたことはそうはないということだった。
前回、会場となるカフェの前で立ちすくんでしまった青年がいた。彼は初めての場所、初めてのことにとても不安を感じてしまい、徐々に自分とそことの距離を埋めていくというタイプだそうだ。前回はうまく自分の思いを出せずに、やや悶々とした面持ちで帰り、主催者として気になる青年だった。
しかし、今回は開始から1時間すると「監督やってみようかな」と裏の仕事を希望し、大きな声で「本番行きます!!」と叫んだ。以降、ADをしたりと自分から立候補して役割を担ってくれた。

20歳ほどの青年は、他の参加者とはちょっと違っていて、プロダクションに自分を売り込みに行ったことがある。なので、ちょっと「練習」というものをしたことがある方だった。
彼は、他の参加者がするこということに「それは違うだろ」「そうじゃなくて」と突っ込むことが多かった。
しかし、それは自分がしたいということの裏返しで、どうしても2人芝居というのをしたいということだったので、みんなが休憩しているときに、デモとしてすることにした。
彼は店員。私が客という設定だった。私は敢えて言葉を使わないで芝居をすることにした。最初はその状況にとても不安そうだったが、何とか相手の言葉を「音声」ではなく身振り等から読み取ろうとしてくれて、最後は自分からエンディングを探してくれた。自分にはまだまだ引き出しがあることを主張していた。

全部で5個のドラマを作ったが、最後のは傑作だった。
店員は623とかなっぺ。お互い元ロック仲間だったということだ。
客は、なぜかパイレーツオブカリビアンのジョニーデップとちりちり頭のおっさんという2人の刑事と、追いかけられている犯人の計3名。
店内では、昔の思い出に酔いしれる店員2人。エアギターをかき鳴らしている。
そこに犯人がマントをかぶって入店。店の端っこに身を潜めた。
少し経って刑事が入店。「怪しい人は見なかったか?」と店員に聞き込み。
すると、ジョニー、犯人らしき人物を発見。職務質問をかける。
犯人は、違いますとシラをきるがそうは問屋がおろさない。

詰め寄る刑事。
犯人はとうとう銃を出して、「動くな!撃つぞ」と脅す。

623はすかさず「そういうのは外でしてください」と一気にTilt。
立場が一気に逆転した。
こんなに面白いコメディはそうない。

掃除主任も忘れてはいけない。
全てが終了した後、これまで大人しかったりょうすけだが、
掃除は本物のカフェでもこなしているので、動きが軽快だった。
どこに片付けたらよいか、どこをどのように掃除したらよいか、身を持って示してくれた。こんな形で貢献してくれるというのも発見だったし、嬉しかった。

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