2008年12月23日火曜日

12月13日






























参加メンバー
とも こうへい 623 39 みきてぃ タッシー まこ きょう ゆう りょうすけ
ファシリ
ばらさん
サポート
さけちゃん あおやぎさん きよさん しまださん 
音楽
カオルン レイミン
記録
ふくしまさん
雑感
前週にいろいろと課題が浮き彫りになり、どうしようかと考えていたが、やはり本人、保護者と話をした方がいいかと思い、平日夜だったが、どんなことをしたいか、集団で劇を作るとき、どこが難しいかということを確認しあった。
もともと集団で足並みを揃え、空気を読みながら参加していくこと自体が難しい特性を持っているので、そこを要求することはタブーだと思っていた。しかも、ノールールなので、なおさらコントロールしてくれるものがなかったので当然といえば当然だった。
私たちとしては、一緒に仲良くやってほしいということは提案するつもりはなかった。たくさん話したいのであれば、そういう場面を作るし、劇の中の一場面で、そこまで待てない、衝動的に出てしまうということであれば今回のプロジェクトは諦めてもらって、別の形で実現するということを考えていた。
ところが話をしていくと、本人はこのプロジェクトで自分の力を発揮したいと考えている、だからぜひチャンスをということだった。そのためには、ルールがほしいということだった。これは本人からではなくて保護者から。仕事の場でもルールがあることで、円滑に集団での生活が営まれているという。どうしてもルールがほしいということだった。私自身は、このプロジェクトを始めるにあたり、いくつかのチャレンジをさせてもらっていた。その一つ、どこまで構造化の発想を、演劇作りに入れるかということがあった。台本はどのあたりでどのくらい必要になるのか、ワークショップを進めるのには、どこまでどの程度ルールが必要になるのかということもそうだ。
他の参加者からも異論はなかったし、むしろそれの方が安心するということだったので、社訓という形でルールを提案することにした。
この回では、ワークショップの前に本人と話をしたことと、ルールを提案させてもらったことで、とても穏やかなワークとなった。
今回は、カオルンとレイミンが歌の指導に来てくれた。
きょうさんは、自分の詩に曲をつけ、ボーカルで歌も歌ってくれた2人と、一緒に歌を歌い、とても感動していた。
喫茶店ごっこの部分では、みきてぃの希望で「ナルト」のテイストを入れた「忍者」バージョンのカフェを加えた。忍術修行をしにきたお客と、忍術を授ける道場主である店員とのドタバタ劇。
みきてぃの求める忍術のクオリティがとても高くて、コンバットの達人であるあおやぎさんも、「これにはまいった」という反応だった。
時代劇バージョン、刑事バージョンといつも安心してできるものと、新しいバージョン。いつも新鮮な気持ちと安心できる気持ちを持てるような枠組みを次回以降も心がけていきたい。
プロローグとエピローグ、ナレーションによるつなぎも一段落し、一応劇としてつながるようになってきた。年明けは1月17日から。





2008年12月13日土曜日

12月6日

















参加者 ゆう 623 こうへい タッシー きょう ミキティ りょうすけ 39 とも
ファシリ ばら
サポート さけ あおやぎ しまだ きよ
記録 ふくしま
スペシャルゲスト ななこが
雑感
歌の練習、せりふの練習、エンディングの練習を前後半に入れて、中に喫茶店ごっこ(遊びの要素)を入れた。
一人、2ヶ月ぶりに来た人がいる。台本は変わっていないものの、流し方だったり、歌が入っていたりとかなりストーリー自体が具体的になっていた。それもあってか、彼は不安になり、みんなの中で、「自分」を強調、主張しすぎるところが目立った。他の参加者の演技や台詞を、「つっつく」ことがあり、他の参加者から「それはひどいよ」「みんなと波長を合わせようよ」と逆に言われる場面もあった。
ファシリとしても、何度か彼のコメントをうまく切り返して、ポジティブな方向に進めようと思ったが、彼の「主張」は強くて、跳ね返されることが多々あった。それでも、大崩れすることはなくて、ゲストできてくれたななこがも、ミュージシャンのオーディションカフェという設定で、こうへいやタッシーと競演してくれた。
タッシーは、このためだったのか、ピアニカを持参してきており、立って演奏したり、自分の「お気に入り」の曲を披露したりと、いつもは演じる彼だが、一味違う一面を見せてくれた。こうへいは、100円均一の笛で、鳥の鳴きまねを披露した。たまたまそう周りに「聴こえた」ということだが・・・。
今回のドラマで、エンディングに合唱曲が入るのだが、その作詞をきょうがしてくれた。そして、いつもカメラマン等で協力してもらっているカオルン、レイミンに曲をつけてもらった。今回、歌の練習をしているときに、「この詩が・・・」と詩にマイナスコメントがつけられれる事件が起きた。彼女は、ふさぎこんでしまった。でも、サポートと、他の参加者のフォローで、一応立ち直ってくれた。
ななこがが来てくれたことが、彼女の中で大きな支えになったようで、ライブに行ってみたい、憧れているということをななこがと話すことで、傷は癒された。
今回は一人、集団の波長から大きくそれることがあったが、他の参加者は、比較的冷静で、「ああいうのはよくない」「もっとこうするべきだ」と他者評価をしていた。
保護者からも、「今までなら、同調して同じように崩れていたが、冷静に振舞っていたことは大きな成長」と評価してもらった。
「彼」については、それから数日後、保護者を交えて、この回のこととこれからについて、話をした。
こればかりは「特性」なので、本人が悪いわけではない。
ルールと、彼が見通しを持ちやすく、本人がいきいきとできる「ナレーション」の部分を明確にするということで、確認できた。
ちなみに13日の回では、とってもセルフコントロールしている「彼」がいた。
そのがんばりに「感動」した。その報告は13日の、で。





2008年11月24日月曜日

11月22日






































参加者
まこ きょう こうへい タッシー 623 とも りょうすけ 少女○ 
ファシリ
さけ ばら あおやぎ
記録
みどりまん
雑感
前回も合唱曲の練習をしたが、ボーカルがないと歌い方が分からないということで、今回はボーカル入りの楽曲を持参した。
みんなでスピーカーに耳を当てながら、じっくり聴いたおかげで、1歩から3歩まで進展した。
ゴールを100としての話だが・・・。
それでも何となくのイメージはつかめたかな。
台詞を読んで、オープニングの確認をしながら進んだ。
参加者は通常に比べると8割程度(10人参加するのの8人だからあんまり変わらないかも)だからか、とっても穏やかに感じた。
みんながとても楽しそうにするのが、喫茶店ごっこ。
ヒーローもの、時代劇もの、刑事もの
駆け引きがゲームっぽいのもあるかもしれない。
まずは刑事ものから。
少女○がとても生き生きとしていて、犯人役をしたいといった。
しかも何故だか共犯者がいいと。
623くんは、いつも様々な役を演じてくれる。
だから、とても締まる。
こうへいも犯人役が大好き。
みんなが注目するからか?
刑事もの第1弾は、犯人逮捕に行き着いた。
第2弾は結局逃げられてしまった。犯人役のタッシーは、犯人の特徴を場の空気で読み取り、あえてそれを出さなかった。だから逃走できた。
しめしめと笑っていた。
次にまこちゃんがヒーローものをしたいと言ってくれたので、頑張った。
怪人たちがあまりにも頑張ったので、まこちゃん、ちょっと怖かったようで、泣いてしまった。
怪人たち反省しきりで、ヒーロー脱出のお手伝いを、怪人たちが何故だか頑張っていた。
でも、終わってからは、ちょっと恥ずかしかったようで、まこちゃんは照れ笑いをしていた。
最後は時代劇もの。
伝説の侍を探すものだ。
流れが分かっているので、みんないろんなことを考えてきてくれている。
少女○は、問題作成と添削に一生懸命だった。
今回はエンディングの練習もした。
メリハリがあった。
合唱曲の完成度の高さに、作詞をしてくれたきょうさんは、とても満足そうだったのが印象的だった。
生き生きとした表情が、今日も見られてよかった。






2008年11月12日水曜日

11月8日


















11月8日
参加者 
623 こうへい 39 きょう タッシー ミキティ まこ とも りょうすけ 少女B
ファシリ&サポート
ばら さけ あおやぎ しまだ きよ
記録
ふくしま
雑感
劇の最後に、きょうが作詞した楽曲を入れることにした。
合唱になる予定。発声練習もかねて、その曲の最初の部分を練習した。
まだ始めたばかりで、かつボーカルが入っていないデモでの練習だったので、曲全体のイメージがつかみにくかった。次回はボーカル入りのメディアを準備すること。
台本は、管理することと準備して持ってくることが必要になるので、保護者を含めてサポートいただくことが大切だと再認識した。
でも、台本があることで前回のこと、全体のイメージを想起しやすいことは確かだった。
ワークショップ自体が劇で進んでいるのか、リアルに進んでいるのか明確にしていないので、形式上下中劇であっても、みている方は分かりにくいと思った。
ジャンルごとのカフェ(以下ジャンルカフェ)は、参加者全員が関われたので、とてもよかったと思った。
ゲームの要素もあり、純粋に「劇」ではないが、本プロジェクトの目的である、コミュニケーションはたしかに構築しており、今回の始めの時間帯は、かたや携帯でワンセグを見ていたり、音楽を聴いていたり(それでもしっかり参加している)メンバーがいて、やや一つの目的で「まとまる」という感じではなかった。
しかし、ジャンルカフェでは、全員が関わっており、確実に一つの目的で結束した感があった。
次回からは整理を心がけたい。



2008年10月19日日曜日

10月18日
















参加者

まこ きょう こう ありん ゆう 623 39 ミキティ 少女B りょうすけ ゆき タッシー

ファシリ 

ばら

サポート

あおやぎ さけ きよ

記録

福島


雑感

台本を作成。台詞を共同作業で埋めて、配役を簡単に決めた。
公演の具体的な内容について説明。
台本は、決まった台詞、動き 即興性の高い部分、完全アドリブという形に分けて構成した。
台本があることで、自覚が違うように感じた。
また見通しが立ちやすくなったので、即興の部分も以前に比べて、より積極的になっていた。

台詞を創る共同作業は面白かった。アイディアも筋がとても通っていてどれもよかった。
大切だなと感じたのは、「折り合いをつける」こと。

アイディアを出してもらうことはありがたいのだが、みんなが納得して進んでいかないといけないかと思ったので、折り合い作業も重要視させてもらった。

どの台詞を言いたいかという部分に関しては積極的で、自分はこれをしたいという主張をしっかりとしてくれた。
ジャンルの部分は、刑事ものとヒーローものが選ばれたが、インプロゲームの要素(秘密の目的)を入れたことにより、全員が参加するスタイルとなった。またフォーカス(今はどこをみんなが注目しているのか)が明確になったことで、みんなが一つの目的に向かって参加したというのは今回の大きな収穫だったと思う。

ヒーローものでも、対話を重視するようにした。どうやったら、怪人を口説き落とせるのか、怪人はどうやったらヒーローの口車に乗らないで済むか。


ただ、前回ノンジャンルがいいといってくれた方には今回は申し訳なかった。
ノンジャンルも創ってはいたが、時間的に実行するのが難しかった。

参加者全員が店員であることを前提に進める今回のドラマは、ストーリーも単純だし、分かりやすかったのではないかと思う反面、劇中劇の中では店員でありながら「お客」を演じる部分もあり、説明を丁寧にしていく必要があると感じた。

これまでどうなるんだろうと温かく見守ってくれていた保護者の方にも好評だった。
あと5回。

10月4日

参加者
とも ゆき ありん きょう まこ こう りょうすけ 39 623 少女B タッシー

ファシリ 
さけ 

サポーター
ばら

雑感(反省ふり返り、対策も含めて)
今回は課題が多く残った回だった。
・ ファシリテーターはWSの流れを常に提案し続けないとまずい
→かといって、箇条書きのように提案してもまずいので、遊び心を持ちながら、たとえば発声練習をするにも「よーし歌を歌おう!」などと提案する
・ 即興だとどこがエンディングかが分かりにくい
→着地点は設定するようにする。店員、お客それぞれがお互いに何か目的をもった形を検討。例えば、店員は何を注文されても「それは出せません」と応え、客は何が何でもメニューをゲットするというような。
・ ジャンルが選択できるようにしたが、かえって自由度が低くなったという意見も出た
→最後に話したように、向き不向きを見つめてほしかった。衣装をつけて小道具を持って演じたいという様子も見られたので、強ちダメだったとは思えなかった。ただ設定を自由にしてジャンルフリーといった形で提案することもあわせていく。
・ 参加者だけではそうは簡単にtiltは起こりにくい。店員、お客の側にサポーターが一人ずつ入ってつなぐ作業が必要
→着地点が明確になれば、できると思う。サポーターはもっとがんがんアプローチしていいと思う。やりたいことをやるべし。
・積極的に演じたいと言ってきてくれるのはいいが、誰かの独り舞台になってしまう。ファシリテーターはコーディネートしながらすすめる必要がある
→ドラマ全体を見てしてもらう必要があるのかどうかを考えながらコーディネートする必要がある。
・ 目で見える形の方がいいというコメントがあった
→全部を決めるような台本ではなく、シーン作りを虫食いにして参加者と一緒に創るように考えている。

2008年9月21日日曜日

9月20日

参加者
こうちゃん きょう ゆきちゃん タッシー ともくん りょうすけ あさお 少女B まこ たいし ありん

ファシリテーター
酒村 小松原

サポートスタッフ
青柳達也 やまざきひえ 水町きよ

記録
橋本芳


発声練習は15分程度で終わった。
発声主任も慣れてきてはいるが、ちょっと「仕方なしにしている」感も否めない。

すぐにドラマに移行した。
困った客シリーズはイメージしやすかったようで、今回もすぐに手を挙げてくれた。
今回は前回の成果を生かし、「みんな」だけで客をしてもらうことにした。
あおやぎさんに、店員として入ってもらった。店員希望は他にこうちゃん。

少女Bは自分で衣装を探して参加。かつらをぐるぐる回す小道具にして登場。
ともくんと初参加のひいちゃんと少女B。カメラでぱちぱち写すお客さん。
店内では撮影ダメですよと拒否する店員。
拒否のエネルギーが勝って、困った客はすぐに優等生客になった。

次の客は、大学生の子どもと母親、その友達。大学生は医学生。母親が店内で心臓発作で倒れる。
何故か他の参加者が占い師として、その後の母親の運命を占う。医学生の息子は、陰陽師になって母親の体から幽体離脱させるというドラマとなった。


最後の客は、わんぱく小学生と父親。店員が4名で対応。小学生が来店するなり「遊ぼう」の嵐。
父親は「カレーを食べよう」と連呼する。激辛カレーを食べて親子共々水をがぶ飲み。
食べ終わるとまた小学生はまた「遊ぼう」の嵐。
店員は、閉店の合図。即興で閉店ソングが鳴り出した。そしたら何故か父親まで歌いだした。これには小学生もびっくり。父親なのか店員なのか分からないようなポジションで、小学生は困惑していた。

2008年9月17日水曜日

9月13日



















参加者
こうちゃん きょう ゆきちゃん タッシー ゆう 623 ともくん りょうすけ あさお 少女B 維新 

ファシリテーター
さけちゃん ばらさん


スペシャルゲスト
やぎさん かなっぺ


タイムテーブル
17:00 店長(さけちゃん)からの重大ニュース。
17:15 発声主任による発声練習(こうちゃん タッシー)
17:20 スペシャルゲストを入れた「困った客の対応」についてのドラマ
18:25 シェアリング
18:30 清掃主任(りょうすけ)による片付け



当日の様子から

発声主任として子どもたちに役割を預けると、3名の子が交替で前回のような発声を自らリードしてくれた。
公演ということを伝えずに、一日本物のカフェをすると伝えるとイメージしやすかったようで、それまでにどんなことをしていこうというアイディアが出た。

1回目でドラマの流れや遊び方が分かってくれたようで、自分たちからメイク、衣装の工夫をして、当人同士でメイクをしたり、衣装を提案したりしてくれた。また、前回は監督やADなど裏をしたいという方がまず立候補されて、次に役者という流れだったが、今回は、役者をしたいという方が先に立候補され、後で裏が決まるという流れになり、みんなの前でパフォーマンスしたいという気持ちが前面に出ていたと感じた。

前回は見ているだけで、自分の世界に没頭しながら横目でちらちらと様子を見ていた子が、今回は1回目自分から「誰かにお化粧してみたい」と言い、2回目には「うちも出てみたい」と言った。
この子は、帰宅するときとてもニコニコしていて、これほど笑顔で帰ってきたことはそうはないということだった。
前回、会場となるカフェの前で立ちすくんでしまった青年がいた。彼は初めての場所、初めてのことにとても不安を感じてしまい、徐々に自分とそことの距離を埋めていくというタイプだそうだ。前回はうまく自分の思いを出せずに、やや悶々とした面持ちで帰り、主催者として気になる青年だった。
しかし、今回は開始から1時間すると「監督やってみようかな」と裏の仕事を希望し、大きな声で「本番行きます!!」と叫んだ。以降、ADをしたりと自分から立候補して役割を担ってくれた。

20歳ほどの青年は、他の参加者とはちょっと違っていて、プロダクションに自分を売り込みに行ったことがある。なので、ちょっと「練習」というものをしたことがある方だった。
彼は、他の参加者がするこということに「それは違うだろ」「そうじゃなくて」と突っ込むことが多かった。
しかし、それは自分がしたいということの裏返しで、どうしても2人芝居というのをしたいということだったので、みんなが休憩しているときに、デモとしてすることにした。
彼は店員。私が客という設定だった。私は敢えて言葉を使わないで芝居をすることにした。最初はその状況にとても不安そうだったが、何とか相手の言葉を「音声」ではなく身振り等から読み取ろうとしてくれて、最後は自分からエンディングを探してくれた。自分にはまだまだ引き出しがあることを主張していた。

全部で5個のドラマを作ったが、最後のは傑作だった。
店員は623とかなっぺ。お互い元ロック仲間だったということだ。
客は、なぜかパイレーツオブカリビアンのジョニーデップとちりちり頭のおっさんという2人の刑事と、追いかけられている犯人の計3名。
店内では、昔の思い出に酔いしれる店員2人。エアギターをかき鳴らしている。
そこに犯人がマントをかぶって入店。店の端っこに身を潜めた。
少し経って刑事が入店。「怪しい人は見なかったか?」と店員に聞き込み。
すると、ジョニー、犯人らしき人物を発見。職務質問をかける。
犯人は、違いますとシラをきるがそうは問屋がおろさない。

詰め寄る刑事。
犯人はとうとう銃を出して、「動くな!撃つぞ」と脅す。

623はすかさず「そういうのは外でしてください」と一気にTilt。
立場が一気に逆転した。
こんなに面白いコメディはそうない。

掃除主任も忘れてはいけない。
全てが終了した後、これまで大人しかったりょうすけだが、
掃除は本物のカフェでもこなしているので、動きが軽快だった。
どこに片付けたらよいか、どこをどのように掃除したらよいか、身を持って示してくれた。こんな形で貢献してくれるというのも発見だったし、嬉しかった。

2008年9月1日月曜日

8月30日第1回目






















コメディドラマワークショップ 活動記録
2008年8月30日/ 記録者[ 小松原   ]
■参加者
参加者
参加者14名
ゆき まこ きょう ありん 非公開 623 とも 39 こうちゃん
タッシー たいし りょうすけ ゆう 維新
ファシリテーター
酒村和哉 小松原修
サポートスタッフ
保護者(自己紹介のときに)

記録
橋本芳

その他
泉山氏(映像)


■タイムスケジュール
~18:00 名札作り
18:00~18:25 自己紹介(自慢したいものの披露も含めて)
18:25~18:40 発声練習 
18:40~18:50 休憩(履歴書書き)
18:50~19:25 カフェを舞台とした即興ドラマ
19:25~19:40 振り返りと予告


■準備物
メイク道具
衣装
小道具
監督用小道具
名札

■全体を通しての振り返り
自己紹介も発声練習も、初日の一発目ということもあり、雰囲気は和やかであるものの、
先行き不透明な様子は否めなかった。
でも、ドラマが始まると生き生きとしていたので、演劇をするということが具体的に、しかも見通しが立つようになったんだなぁと感じた。

全体的にはメニューもよかったし、次回以降につなげられる材料が揃った。


■参加者の様子、特記事項

17時半にポンテに行くと、すでに5名ほどの方が来ておりました。
来た方から、名札にニックネームを書いていただきました。
我々が、「ばらさん」「さけちゃん」と名前をベースにニックネームを書いていたので、それに倣って名札を書いてました。
18時。10名ほどの参加者と保護者で店内がごった返すほどのにぎやかさ。
事前に自慢したいものがあればぜひ持ってきてくださいと伝えてあったので、タッシーは自慢の昆虫紙工作を披露。
それを自己紹介として全員にしていただきました。
維新くんは、オリジナルキャラクターを披露。定規で書いたいろいろなキャラクターが綺麗に整列してました。これをアニメにしたいという夢を持っているそうです。
39さんは、細かくメモされた福祉施設への実習記録を披露。39さんは学生さんなのでした。実に細かく書いてあってびっくりしました。
ともくんは、鶏やF1の物真似を披露。
などなど、名前だけでなく、もう一品披露していただきました。
18時20分。発声練習。
まず、顔の筋肉ほぐし。
大きな顔→小さな顔→舌をぶるぶる→頬をぶるぶる→ひょっとこみたいな顔などなど。
私が最初にデモをすると、「何じゃその顔は!」(笑)などの反応をいただきました。その後、保護者も交えて顔筋ほぐし。
その次に、物真似が上手なともくんに、なべあつチックに発声練習のリーダーをしてもらいました。
1,2,3。3の倍数と3がつくときに、ひょっとこ顔でアホになるというものでした。
続いて私に続いて発声練習。「あいうえお」から「いらっしゃいませ」「ご注文は?」「お一人ですか?」など接客に必要な言葉を選びました。
みなさん、それは大きな声でした。
あまりにも早く終わったので、休憩も早めに。18時35分。休憩時間を利用して、履歴書を書いてもらいました。これはこの後のドラマに利用しました。
似顔絵と特技、夢を書いてもらいました。
我々がカフェに来たとき、「アルバイト募集」というビラを貼らせてもらっていました。この後のドラマをアルバイト採用ドラマにするためでした。ドラマ中、このカフェはなんちゃってカフェになります。
亮輔くんは本当のカフェであるポンテで、アルバイトをしているので、「まさかクビ!?」と本気でドキドキしたみたいです。
後半は、ドラマでした。
お客さんの役を私の方で担当させてもらい、アルバイトの役を立候補してもらいました。とても積極的で写真のように何名も挙手してくれました。できるだけ多くの人にいろんなことを体験して(見ることも大切ですが)もらうために、アルバイトだけでなく、監督さんやAD、それに私にメイクを施してもらう役もしてもらいました。全く初めてのドラマです。
みんなもどんなことが起こるのか、不安と期待でドキドキでした。
私がサザエさんみたいな風貌にしたら、会場内は大爆笑。メイクをしてくれたきょうさんは、人にメイクをするのは初めてだそうで、「本当にしていいんですか?」と仕切りに尋ねてきました。
最初のアルバイト役はタッシー。小学4年生の元気ものです。ここで本当に手伝ったことがあるからととても自信たっぷりで店員役をしてくれました。お客として店内に入ってきて、すかさず見ていたともくんに、「それ何食べてるの?」と即興で質問すると、ともくんは慌てることもなく「このカレーおいしいですよ」と即興で返してくれました。その前に座っていた維新君は一般の客を演じていたそうです、実は。
一回目が終えた時点で、どんなものか分かってもらえたようで、2回目の配役では、立候補の雨嵐。お客の役を数名が、店長代理とアルバイト店員といった具合に参加者の半数がドラマに参加しました。
623さんはスカートを穿き、ピン止めをしたかったようで、とても意気揚々と女性を演じていました。
亮輔君とともくんはキャラクターを創ることに一生懸命でした。
39さんは、着実に店員をこなしてました。維新君はまたも一般客としてエキストラっぽく、でもしっかりと演じていました。
店長代理をしたともくんは、レジ打ちも披露。
全てが即興でしたから、設定が複雑になることもありました。亮輔君がそれをコメントしてくれました。でもそこに気付くこと自体すごいことですし、次回はそこをシンプルにして臨むということを確認できたことがよかったです。
楽しすぎて本来は45分で考えていたドラマの時間が60分以上になりました。
みなさんからの感想がまたよかったです。不安いっぱいで来られた方が多かったですが、それは見通しが立たなかったから、イメージしにくかったからということで、初回のイメージで、かなり不安も払拭されたようです。
表現力と思考。即興でも十分やっていけることを教えていただきました。
次回は13日土曜日17時から18時半です。

2008年8月29日金曜日

ブログ開設!

これから佐賀で始まる「人笑人プロジェクト」のことについて、これから何かと発信していきます!

○ワークショップ日程
1.8月30日(土)18:00〜19:30
2.9月13日(土)17:00〜18:30
3.9月20日(土)17:00〜18:30
4.10月4日(土)17:00〜18:30
5.10月18日(土)17:00〜18:30
6.11月8日(土)17:00〜18:30
7.11月29日(土)17:00〜18:30
8.12月6日(土)17:00〜18:30
9.12月20日(土)17:00〜18:30
10.1月10日(土)or17日(土)17:00〜18:30

○公演の日程(予定)
1月24日(土)or31日(土)

○場所 iスクエアビル1Fカフェ「Ponte」 (全日程)
              TEL:0952-40-2002   佐賀市駅前中央1丁目8−32